初心者向け花瓶の選び方!おすすめのブランドも紹介

初心者向け花瓶の選び方!おすすめのブランドも紹介

部屋に花を飾ってみたいけど、どんな花瓶を選べばいいかわからない
花瓶にどう花を生けたら良いかわからない

花を飾ることは、日常に小さな変化をもたらしてくれます。花屋で出会った一輪の花でも、花瓶に生けることで、その場所がちょっと特別な空間に変わります。

花瓶を選ぶ際のポイントは、形状・素材・サイズなど、いくつかの要素があります。それぞれの特徴を理解することで、自分の暮らしに合った一品と出会えるでしょう。そこで今回は、花瓶の選び方について詳しく解説していきます。

目次

花瓶の選び方①使いやすい形か

花瓶を選ぶ際、最初は見た目の可愛らしさや直感的な印象で選びたい気持ちになります。しかし、実際に花を生けて使っていくうちに、思っていたような使い勝手ではないと感じることがあります。

せっかくご購入いただいた花瓶でも、使いづらさを感じると、次第に使用頻度が減ってしまうことも。そこでここでは、使いやすい形を見つけるためのポイントについてご紹介いたします。

つぼ型

花瓶の基本的な形の一つに、つぼ型があります。口元が狭く、胴が程よく膨らんだ丸みのあるフォルムが特徴です。シンプルでありながら、優しい印象を与えるデザインが特徴的です。

まず、下部が安定しているため倒れにくく、花を生けるときも安心です。また、口元が狭いため、花が自然とまとまりやすいのも特徴。カーネーションやスプレーマムなど、一輪や少量の花でも様になりやすく、花束を生けた際にもバランスが取りやすい形状です。

季節の花を無造作に生けたり、ミニブーケをそのまま生けたりと、気軽にお花を楽しむことができます。ヒペリカムなどの実物やスターチス、ブプレリウムなどのフィラーフラワーを添えると、より豊かな表情を演出できます。

花と花瓶の高さは2:1から2:2程度のバランスが美しく収まります。はじめは、このバランスを意識しながら花を選んでみるのがおすすめです。

ラッパ型

ラッパ型の花瓶は、先端に向かって広がるフォルムが特徴です。口元の広がりが花を自然と開かせ、茎から花までの流れを美しく見せてくれます。

大輪の花やボリュームのあるブーケも上品に演出できるのが特徴です。バラやダリア、蘭などの存在感のある花材と相性が良く、ニューサイランやユーカリなどの葉物を添えることで、さらに華やかな印象に。カラーやアンスリウムなど、凛とした佇まいの花材も美しく生けることができます。

花と花瓶の高さは2:1のバランスがおすすめです。また、枝ものをシンプルに飾る場合は1:1の高さバランスで生けると、より美しい仕上がりになります。

筒型

筒型の花瓶は、上から下まで均一な太さで伸びるストレートなフォルムが特徴です。シンプルなデザインながら、花を引き立てる存在感があります。

細身のストレートな形状には、バラやレースフラワーなど茎の細い花を数本、無造作に生けると優しい印象に仕上がります。また、コスモスやスカビオサなどの繊細な花も美しく活けることができます。大きめの花は低めに、小花は高めに生けることで、自然な表情が生まれます。ニューサイランなどの葉物をさりげなく添えるのも素敵です。

花と花瓶の高さは1:1から2:1程度のバランスがおすすめです。花材のボリュームを見ながら、全体のバランスを整えていくとよいでしょう。

デザイン性に優れた形状

花瓶を選ぶとき、機能面だけでなく、デザイン性も大切な要素です。花瓶は花を生けるための道具であると同時に、それ自体がインテリアとしての役割も果たします。優れたデザインの花瓶は、花のない時でも空間に存在感を与え、花を生けた時には花の魅力をより一層引き立ててくれます。

シンプルなものから装飾的なものまで、デザインは多様です。花の表情を引き立てつつ、暮らしの中で長く愛用できる花瓶との出会いは、花のある暮らしをより豊かなものにしてくれるでしょう。

花瓶の選び方②価格

花瓶の価格帯は、素材やデザイン、サイズによって大きく異なります。100円ショップの商品から、数万円以上の高級品まで実にさまざま。一般的な価格の目安をご紹介しながら、それぞれの特徴について見ていきましょう。

低価格帯の花瓶

花のある暮らしを始めたい方にとって、予算は大切な検討ポイントです。1,000円以下で購入できる花瓶は、100円ショップやバラエティショップを中心に豊富な品揃えがあり、気軽に花のある生活を始められる入門アイテムとして人気です。デザインや大きさも様々で、自分の好みや用途に合わせて選べる楽しみがあります。

ただし、価格に見合った品質となるため、素材の質感や安定性、耐久性は比較的控えめです。花のある暮らしを長く楽しみたい方は、まずは手頃な価格の花瓶で好みのスタイルを見つけ、その後により品質の高い物へステップアップすることをおすすめします。

中~高価格帯の花瓶

花瓶選びの予算に余裕を持てる方には、1,000円から5,000円の中価格帯と、5,000円以上の高価格帯の商品がおすすめです。これらの価格帯では、素材の質感やデザインにこだわった花瓶が豊富に揃っています。丁寧な仕上げと洗練された美しさは、価格以上の価値を感じさせ、花を引き立てるだけでなく、それ自体がインテリアとしての存在感を放ちます。

実際の選び方としては、飾る花の種類や量、置く場所など、具体的な使用シーンに合わせることが重要です。特にリビングなど人目につきやすい場所や、長期的に使用したい場所に置く花瓶は、これらの価格帯から吟味して選ぶことで、より豊かな花のある暮らしを演出できるでしょう。

花瓶の選び方③素材

花瓶の選び方③素材

花瓶の素材によって、花の見え方や空間との調和が変わってきます。それぞれの素材ならではの特徴を知ることで、より自分に合った選択ができるでしょう。

ガラス製

透明感のあるガラス製の花瓶は、花の茎の表情まで美しく見せてくれます。光を通すことで、花や水の存在を印象的に演出。清涼感のある佇まいは、モダンなインテリアとの相性も抜群です。最近では、カットガラスや色ガラスなど、デザイン性の高いものも増えており、それ自体がアート作品のような存在感を放つものも。

陶器製

温かみのある質感が特徴の陶器は、花を優しく包み込むような印象を与えます。マットな質感は落ち着いた雰囲気を演出し、どんなインテリアにも自然に溶け込みます。釉薬の種類や焼成方法によって、様々な表情を楽しむことができるのも魅力です。

金属製

洗練された印象を与える金属製の花瓶は、モダンなデザインとの相性が良く、スタイリッシュな空間づくりに一役買います。銅や真鍮などは時間とともに味わい深い風合いに変化していくため、長く使うほどに愛着が増していくでしょう。

花瓶の選び方④お花の量

花瓶を選ぶ際は、普段どのくらいの量の花を飾りたいかも大切なポイントです。また、気に入った花瓶に合わせて花を選んでいく楽しみ方もあります。

花束を生ける

花束を飾る場合は、花の量や大きさに合わせた適切なサイズ選びが重要です。一般的に、花と花瓶の高さは2:1から2:2程度のバランスが美しく見えます。また、花束のボリュームによって、口元の広さも選ぶポイントに。大輪の花や枝ものが入った花束は、安定感のある花瓶を選ぶと安心です。

少量のお花

一輪や数本など、少量の花を飾る場合も、花と花瓶の高さバランスが大切です。細身の花なら1:1程度、存在感のある花なら2:1程度のバランスで生けると様になります。特に一輪挿しの場合は、花瓶自体のデザイン性も楽しめるものを選ぶと、花も花瓶も引き立て合います。

まとめ

花瓶を選ぶときは、使いやすい形かどうか・満足できる価格・用途に合わせた素材・生ける

花の量などを考慮することが大切です。とはいえ、自分の直感で気に入った花瓶を選び、そこに合う花を生けるのも素敵な楽しみ方です。花を飾ることで、部屋の雰囲気が一変し、その日の気分も華やかに彩ることができます。

初心者が生け花を始める際は、いきなり多くの花を生けると途端に大変に感じてしまうかもしれません。花の本数が増えるほど、水換えや水切り、葉や蕾の剪定といった作業も増えるため、最初は少量から楽しむことをおすすめします。特に花瓶デビューの方に最適なのが、一輪挿しです。一輪の花なら、お手入れも簡単で、気軽に花を楽しむことができます。

クレイではさまざまなスタイルの一輪挿しをご用意しています。ペットボトルに簡単に装着できる「ボトリー トップ ビジュー」は、気軽に花を飾りたい方に最適です。文房具を思わせるビタミンカラーの「フラワー立て」は、オフィス空間にもさりげなく馴染みます。また、花と気持ちを添えて郵送できる「一輪箋」は、心のこもったプレゼントとしておすすめです。

もちろん、一輪挿しだけでなく、初心者の方が通常の花瓶から始めるのも素晴らしい選択です。自分のスタイルや好みに合わせて、花瓶選びを楽しむことをおすすめします。もし気になる方はぜひ「Flower+」から選んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

「花やグリーンがある暮らしを、もっと身近に。」というコンセプトで株式会社CLAYの編集チームが運用しております。皆様の日常を豊かにする情報を発信しおります。

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